Staff
和やかで温もりのあるお別れの場を
自分にとって大切な方が亡くなるのは非常に悲しく、葬儀の後も悲しみに暮れる方が大変多くいらっしゃいます。少しでもご遺族の悲しみを癒やし、なごやかな気持ちで故人様を見送っていただけるように、亡くなられた後の適切なケアで悲しみの中にも笑顔を感じられるような場のご提供に尽力しています。
宮﨑 敦志
ミヤザキアツシ
代表
最後のお別れだからこそ心おきなく見送り、見送られたいというご遺族と故人様を気持ちに応えられるようなエンゼルケアを東京やその近郊エリアで行っています。亡くなるときの表情は決して穏やかでないことがあり、目や口が開いたままの状態で葬儀を行うケースも少なくありません。このような故人様の身体や表情を見ることで、ご遺族の気持ちが締め付けられます。そこで、死後変化の正しい知識と対処を施す専門家として、苦しさや辛さを感じさせない普段通りの顔色や表情に近づける処置を行い、悲しみの中でも温もりを感じられるように支援します。
葬儀業界に身を置いて約20年、納棺師として大手湯灌業社に、葬儀人として葬儀社に在籍しておりました。人のお別れをサポートするという仕事を大変意義深く誇り高く感じております。この業界におられる方は皆さま、そう思われてることと思います。
しかし一方でご家族よりこんな声を聞きます。「目や口が開きっぱなしでお別れしました」「病気で疲れた顔のままの葬儀で辛そうだった」納棺師などのケア専門の手当てを受けていればこんなことにはならなかったのに。なぜ納棺師を頼まなかったのだろう。実はご家族達は葬儀社にケアをお願いしたというのです。
ではなぜ? 葬儀社は次のように返答したそうです。「目や口は閉じませんし、閉じれません。そんなことができる人はこの世界にいません」 私は唖然としました。この時はその葬儀社だけと思っておりましたが、実際は普通にある出来事なのだと知り愕然としました。
このままではいけない、 こんな悔い残るお別れをさせてはいけないと。 最後だからこそ、心おきなく見送って頂きたいし見送られたいのではないでしょうか。 お棺の中のお顔がいつものお顔、病気だったけどそれを感じさせない普段通りの安らかなお顔、化粧すると「あれ、おばあちゃん、実はかなりの美人だった?」 悲しいお別れの中でもふと笑顔がこぼれ、なごやかな雰囲気になる。そんな温もりあるお別れをしていただけるためにはお亡くなりになられてすぐのお手当は大事なのです。
死後変化の正しい知識と対処できる専門家がいることを皆さまに知っていただきたいのです。
あなたらしい、わたしらしい素顔でいられるように。 そう願いながら、えんたまは活動しております。