エンゼルケアとは？

2023/09/01

エンゼルケアは、故人に行うケアです。
具体的にエンゼルケアとは、どのようなものなのでしょうか。
そこで今回は、エンゼルケアについて詳しくご紹介します。
▼エンゼルケアとは
エンゼルケアとは、ネットでは死後処置全般のことをいいます。
はっきりとした定義が定められているわけではありませんが、故人が生前に近い姿になるよう施す処置です。
また、ご遺体の処置全般を指す言葉でもあります。

納棺師によるケアと差別化するために、えんたまでは「病院や施設等で死後程なく行われるケアであり、死後変化を緩和し、次にケアする方へ繋げるためのケア」と定義しています。
▼エンゼルケアの目的
■死顔を緩和させ、次にケアする方へ繋げるバトンケア
故人を送り出す際は、生前に近い状態にすることが望ましいです。
病院で亡くなった場合、点滴などの医療器具が装着されている場合もあります。
医療器具を取り外し、ご遺体をきれいにするためにエンゼルケアを行います。
■遺族のケアをするため
故人が亡くなると、遺族は死を受け入れられないことも珍しくありません。
エンゼルケアを行えば「最後にケアをしてあげることができた」と、死を受け入れられるきっかけとなります。
■感染症予防
ご遺体は時間の経過とともに、腐敗等含む「死後変化」が進行します。
腐敗すると体液や血液が漏れる恐れがあり、周囲の方に付着すると感染症を引き起こす可能性もあります。
エンゼルケアは、感染症を防ぐことも目的です。
▼まとめ
エンゼルケアとは故人に行うケアですが、遺族にとっても大切なことです。
故人を送り出すためにもエンゼルケアは欠かせないので、重要な役割を担います。
『えんたま』では、エンゼルケアを専門としています。
ご自宅・病院・介護施設などさまざまな場所にお伺いできるので、いつでもご相談ください。