湯灌の目的は?

query_builder 2024/11/05
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葬儀では、納棺前に湯灌(ゆかん)が行われます。
この湯灌は、どのような目的で行われるのでしょうか?
今回の記事では、湯灌の目的について解説していきます。
▼湯灌の目的
■幸せな来世を願うため
湯灌は、故人の幸せな来世を願うために行われます。
赤ちゃんが生まれて初めて浸かる「産湯」にも通じる、と言われています。
故人の体を清めることにより、あの世への旅立ちの準備を整えるのです。
現世での汚れを湯灌により洗い流すことで、安らかに成仏できると言われています。
■遺族を癒すため
湯灌には、遺族を癒す目的もあります。
故人の体を清めて元気だった頃に近づけることで、遺族の心も癒されるでしょう。
またお別れの儀式に直接的に関わることで、心の準備も整います。
■遺体を衛生的に保つため
湯灌は、故人の遺体を衛生的に保つためにも行われます。
洗い流すことで、肌表面の衛生状態を維持できるでしょう。
▼湯灌とエンバーミングの違い
遺体を長期保存する方法を、エンバーミングと言います。
エンバーミングでは腐敗防止処理・殺菌消毒などを行うので、通常より長く遺体を維持できます。
一方湯灌では、主に清拭が目的となるため、長期保存はできません。
▼まとめ
湯灌は「幸せな来世を願うため」「遺族を癒すため」に行われます。
また、お清めのような意味合いもあります。
ただしエンバーミングのように、遺体を長期保存することはできません。
『えんたま』は、東京を中心にエンゼルケアを行っております。
専門家による適切な処置を行い、故人様が元気だった頃の姿に近い状態に整えます。
ご遺族様のお気持ちに寄り添いサポートいたしますので、ご相談ください。

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