遺体の鼻・耳に詰め物をする理由は?

query_builder 2023/11/08
18

エンゼルケアや納棺師が遺体にケアする際、目や鼻や耳に詰め物をするケースは多いです。
詰め物をすることで、どのような意味があるのでしょうか?
そこで今回は遺体の目・鼻・耳に詰め物をする理由について解説していきます。
▼遺体の目・鼻・耳に詰め物をする理由
■遺体の外部から侵入するものを防ぐため、内部から出るものを防ぐため
遺体の鼻・耳に詰め物をするのは、遺体外部から虫などの侵入を防ぐためにします。コバエなど小さい虫は死臭に寄ってくる性質があります。卵など産み付けられないようにします。

※最近では安置場所の衛星が向上したため、虫などの侵入がなさそうな場合は耳に入れないこともあります。

次に体内から体液や匂いなどの分泌物が出ないようにするためでもあります。
鼻・耳以外に、口・肛門などに詰め物をします。

※最近では直腸内に傷をつける恐れがあることから肛門への詰め物はしない事が多いです。
また、闘病生活によって遺体の顔がやつれている場合には、頬や口元に脱脂綿を含ませる場合もあります。
▼詰め物をしてない?

エンゼルケアやの納棺師のケアを受けたのに、鼻に脱脂綿が入っていないと言われることがあります。

鼻の入り口に綿球がないのでそのように言われます。

しかし奥にしっかりと詰めています。

それは入り口に綿球を詰めるだけのケアは意味がない上に見た目が良くない。
奥に詰めることで外部からの侵入を防ぐ、内部からの漏洩を防ぐ事ができます。
詰め物をしない場合は、次のような理由が考えられます。
ただ、体液が多い場合は脱脂面だけでは防げないので他の方法で処置することになります。
その場合は葬儀社や納棺師にご相談ください。
▼まとめ
遺体に詰め物をするのは、遺体の外部からの侵入を防ぐ、内部からの分泌物が出ないようにするためなどの理由があります。
ただし詰め物をしないケースもあるので、気になる方は事前に病院や葬儀社へ尋ねてみてください。
『えんたま』は、東京・神奈川・埼玉の一部地域にてエンゼルケアを行っております。

遺族の希望や、生前の個人の希望に寄り添った処置を第一に考えています。

「故人ときちんとお別れがしたい」「気持ちに区切りを付けたい」という方は、当社までお問い合わせください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE