故人に死装束を着せる理由は?

query_builder 2024/01/08
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葬儀では、故人に死装束を着せるのが一般的です。
しかし、なぜ死装束を着せるのでしょうか?
そこで今回は、故人に死装束を着せる理由について解説していきます。
▼故人に死装束を着せる理由
仏教では、死後49日間は仏になるための修行の旅に出ると言われています。
死後の世界への旅立ちにふさわしい服として、死装束が選ばれるのです。
死装束が修行者・巡礼者の姿を模しているのも、このためです。
また糸どめと言われる縫い目がない仕様になっているのも死装束の特徴です。
■死装束は白が基本
仏教では、死装束は白が基本です。
なぜ白なのかは所説ありますが「生まれ変わりを意味する」「旅立ちの前に汚れを落とす」というような理由で白が選ばれます。
■納棺前・湯灌後に着せる
死装束は、納棺前または湯灌後に着せるのが一般的です。
ちなみに湯灌とは、遺体を逆さ湯で洗う儀式のことを言います。
本来死装束は、その家に嫁いだお嫁さんが手製するものでした。

現在では葬儀会社が用意するのが一般的です。
▼死装束は多様化している
死装束は白が基本ですが、必ずしも白でなければならないというわけでもありません。
死装束として、着物・ドレスを着せるケースもありますし、そのような仕様の死装束もあります。
宗教・宗派によっても異なりますが、死装束に希望があれば事前に葬儀社へ伝えておきましょう。
▼まとめ
故人に死装束を着せる理由は、故人が死後の世界に晴れやかな気持ちで旅立てるように、という意味が込められています。
死装束は白が基本で、納棺前や湯灌後に着せるのが一般的です。
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ご遺族の気持ちに寄り添ったサポートをいたしますので、どのようなことでもご相談ください。

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